昨夜Sceneで、23名のかたが参加されてヴァイオリン&ヴィオラのミニコンサートが開催されました。
Sceneではお馴染みのヴィオラ奏者富田直樹さん帰国記念コンサートでした。
今回は大学の先輩でヴァイオリン奏者の疋田さんが友情出演して下さり、ヴァイオリンとヴィオラの共演となりました。
【熱演する富田さん(左)と疋田さん】
参加された皆さんには、室内楽を充分に堪能して頂けたのではないでしょうか。
Sceneでのコンサートの良いとことは奏者と参加者で交流の場が持てるところ。
楽器の解説、奏者の苦労話や音楽への取組み方、演奏活動の考え方など普段なかなか触れることの出来ない部分に立ち入ってお話を聞かせてもらえる。このことは大きなコンサート会場では絶対に味わえない貴重な体験となるのではないだろうか。
【奏者とコンサート同席者の交流】
今回も最後にバッハの無伴奏パルティータ “シャコンヌ”を演奏して頂きました。
やはりこの曲は至宝の名曲。いつ聴いても感動します。
直樹さんの演奏技術も回を重ねる毎に向上して曲に感情表現が加わり厚みが出て来ました。
これからの進化が楽しみです。
富田さん疋田さんの今後の益々の活躍を祈っています。
ご参考までに、以下昨夜のプログラムです。
―Program―
G.Ph.Telemann
カノン風ソナタ第1番(Vn&Va)
P.Hindemith
無伴奏ヴィオラソナタOp.25-1(Va)
Ⅰ―Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ
W.A.Mozart
歌劇「フィガロの結婚」より(Vn&Va)
“恋とはどんなものかしら?”
“何と柔らかなその風が”
J.S.Bach
無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番より(Vn)
アダージョ/プレスト
Intermission
W.A.Mozart
12の二重奏曲KV.487(Vn&Va)
1.アレグロ 7.アダージョ
2.メヌエット 8.アレグロ
3.アンダンテ 9.メヌエット
4.ポロネーズ 10.アンダンテ
5.ラルゲット 11.メヌエット
6.メヌエット 12.アレグロ
J.S.Bach
無伴奏パルティータ第2番より(Va)
シャコンヌ
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