遠州の”御射鹿池”
もう一つ紅葉の話題を❣️
昨日幸子さんは姉と映画を観にいくと言うので、一人紅葉を求めて北遠(春野町方面)をドライブしてきた。
春野町の高塚山(660m)山頂近くにある“新宮池”をご存知だろうか?
お客様に前々から情報をもらって気になっていた所だ。
春野町に出掛けた序でに足を伸ばして訪ねてみた。
【春野町の新宮池】(市の広報サイトより)
天竜区春野町和泉平地区は比較的平坦な場所が多い。そんな和泉平地区の山頂付近、標高550mの場所に満々と水をたたえる新宮池がある。1周およそ500mのこの池は和泉平地区の人々にとって大切な水源地である。人々と密接に関わってきたこの池は、古くから竜や大蛇の伝説や諏訪湖とつながっているなどの伝説が残されている。春には新緑と桜のコントラストが美しく、夏には生き物たちが生き生きと飛び交う。秋には紅葉とトンボなどが水面を彩り、冬には雪化粧する。水面は半分ほど凍り自然の厳しさを伝えるが、その分美しさは際立つ。四季折々全く異なる姿を見せるこの池は、年間を通じて魅力が溢れている。
新宮池は、まさしく表題の通り❗️ 『遠州の“御射鹿池”』である。
山深い地にあり、周囲を木々に囲まれて神秘的な雰囲気を醸している。
そのシチュエーションが信州の“御射鹿池”を連想させる。
今紅葉が丁度ピッタリのタイミングで感動した。
もし東山魁夷がこの地を訪ねていたなら、
きっとモチーフに使っていたであろう❣️
信州の御射鹿池は、人為的に作られた人工の池であるのに対して、
春野町の新宮池は、人々に見守られてきた歴史ある自然の池である。
そんな意味で僕は、“御射鹿池”より“新宮池”の方により魅力を感じる。
この池で一つ疑問がある。
新宮池は標高が高い山頂近くにあり、池に流れ込む川は無い。
しかるに池の水位は常に一定を保っているのである。
雨水の量だけでこの状態を維持できるものだろうか❓
不思議である⁉️
“新宮池の風景” コメント無しで画像を貼っておくのでご覧ください。
市内から1時間半ほどで行ける春野町の「新宮池」。
機会があったら訪ねてみては如何だろうか。