マーラー 君に捧げるアダージョ

Sceneken

2011年10月13日 01:03

交響曲の母は“ジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニ”。
交響曲の父は“フランツ・ヨーゼフ・ハイドン”。
では交響曲のアスリートは、??  こんな例えは聞いたこと無いよね!
でも、“グスタフ・マーラー”はこの例えにピッタリはまると思いませんか。

マーラーは生涯に交響曲を10曲作っていますが、その演奏時間は・・・
第三番(100分)、第二番(92分)、第七番(90分)、第六番(87分)、第九番(86分)、第八番(83分)、第五番(78分)、第四番(60分)と、その殆どが1時間以上なのです。まさに演奏家側も聴く側も体力勝負ですよね。

今年マーラー生誕150周年・没後100年を記念して作られた「マーラー  君に捧げるアダージョ」がシネマイーラで10月15日(土)~28日(金)上映されます。

マーラーの妻“アルマ”に捧げた2曲のアダージョが奏でる愛の物語。
“アルマへのラブレター”として作曲された「交響曲第五番」の美しいアダージェット。
未完に終わったマーラー最後の楽曲「交響曲第十番」のアダージョ。
そこに秘められた真実とは・・・
音楽(クラシック)ファンならずとも気になる映画ではないでしょうか?
主役でマーラーを演ずる“ヨハネス・ジルバーシュナイダー”は、マーラー本人にそっくりです。

行きましょう、シネマイーラへ。

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