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エゴン・シーレ展

今回の東京訪問で最初に訪ねたところは・・・、

エゴン・シーレ展

上野駅から上野公園の一番奥にある“東京都美術館”。
ここで現在開催中の『エゴン・シーレ展』でした。
エゴン・シーレ展
朝一番(10〜11時)の枠で予約しておいたのですが・・・、
既に東京都美術館への人の流れでごった返していました。
国内での巡回は無く、日本での開催はここのみですから仕方ありません。

エゴン・シーレ展

エゴン・シーレ展と言いながら、実は“レオポルド美術館“の主要作品115点が揃った美術館展の色濃い内容で、エゴン・シーレの作品は全体の半分弱(50点)でした。
エゴン・シーレ展エゴン・シーレ展
エゴン・シーレ展エゴン・シーレ展

点数は少ないが、スペイン風邪のため28歳で夭逝したシーレは、短い命を芯まで燃えたぎらせるが如く、何れの作品も強烈なオーラを醸していました。
“ウィーンが生んだ若き天才“とキャプションに謳っている由縁です。

エゴン・シーレ展


彼の作品を観ていて感じたことは、シーレは同世代にウィーンで活躍した師匠で画家の“グスタフ・クリムト“に少なからず影響を受けていると思いました。
シーレがクリムトに尋ねます。
「私には画家としての才能があるのでしょうか?」
クリムトが応えます・・・、
「あるどころか、君には才能があり過ぎる」と。
クリムトの作品も7点ほど展示されていました。

4月9日まで東京都美術館で開催されています。
興味ある方は、春休みを利用して是非お出掛けください。


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