【豊根村でチョウザメの養殖を手掛ける熊谷仁志さん】
【キャビア❗️】
「フォアグラ」、「トリュフ」と並び世界三大珍味として知られている「キャビア」。
キャビアフィッシュとも呼ばれる“チョウザメ”の卵の塩漬けを言います。
ロシアやイランが産地として有名ですが、乱獲などの影響もあり、天然物は減少の一途❕
現在世界市場の9割を占めるのは養殖キャビアであると言われます。
養殖キャビアの生産量は圧倒的に中国が多く、全生産高の7割が中国産です。
今は日本でも養殖キャビアは生産されています。
1987年に宮崎県が手掛けたのが最初とされ、現在は商業ベースに乗っています。
実は、愛知県豊根村でもチョウザメ(キャビア)が養殖生産されています。
チョウザメは、メス・オスの判別が可能になるまでに3年掛かります。
そしてメスからキャビアが採れるようになるまでに10年掛かるそうです。
2012年に豊根村でスタートしたチョウザメ養殖事業。
試行錯誤を重ねて10年後の2022年にやっと微量採れるようになりました。
先々週売木村・豊根村訪問の序でにチョウザメ養殖場を訪ねようと思ったのですが・・・、
キャビアの生産時期に入っているとのことで一般公開は断られ、訪ねることは叶いませんでした。
現時点で絶対生産量が少ないため、全て地産地消に回して県外には出荷していません。
キャビアの値段は・・・、
ふるさと納税50,000円で25g入り缶が返礼品として頂けるのですが、食するのは諦めました。
替わりに道の駅“豊根グリーンポート宮嶋”でザメ重(チョウザメ重)を頂いてみました。
【豊根村特産、「ザメ重のランチセット」】
シコンシコンした噛み応えある食感は初体験❗️
なるほどチョウザメとはこう言うものか‼️
・・・の印象でした。
今やチョウザメの養殖は日本全国で試みています。
実は、浜松でも今年(2024年)から事業が始動したようです。
チョウザメの稚魚には最良の天然水が得られる水環境が必須です。
天竜川水域の豊富な“掛け流しの水”を期待して事業を起こしたようです。
数年後には“浜松産キャビア”を口にすることが出来るのだろうか❓
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