カナレットとヴェネツィアの輝き
静岡県立美術館で今日(7月27日)から9月29日まで開催されている催事をご案内します。
カナレットって誰?
本名はジョヴァンニ・アントーニオ・カナールという。
カナールはヴェネツィア共和国の景観画家、版画家で、景観画「ヴェドゥータ」を得意とした。
父親のベルナルド・カナールも画家であったことから区別するために「カナレット(小カナル)」と呼ばれるようになった。
彼は18世紀ヴェネツィアで活躍し、この水の都の情景を、鮮やかに描き出した。
イギリスからの旅行者達に非常に愛されたカナレットは、同地にも赴いて、幾多の名品を残している。
本展は、彼の作品に代表される、都市や名所を精密に描いた「ヴェドゥータ」をまとめて紹介する展覧会である。
モネ、シニャックなど、後世代の画家達の描くヴェネツィアもまた、併せてご覧頂く。
ヴェネツィアの大運河を行き交うゴンドラ、華やかな祝祭の様子などを、旅人になったつもりでお楽しみください。
「県立美術館からお願い」のチラシを貼っておきます。
ご支援いただける方はよろしくお願いいたします。
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