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ベルナールさんお薦めのフランスワイン

ベルナールさんお薦めのフランスワイン

先日友人のHさん宅で今年二度目のワイン会を開催して頂きました。
今回のテーマは"リースリング"でした。
白ワイン用の優れた葡萄としてフランスの“ソーヴィニヨン・ブラン”“シャルドネ”と並び称されるのがドイツの“リースリング”です。
私が抱くリースリングワインの風味の概念は、『デザートワインのようにトロ〜ッとした甘味の濃い白ワイン』です。
ドイツワインの格付表示は下から順に次のとおりです。
「カビネット」「シュペトレーゼ」「アウスレーゼ」「ベーレンアウスレーゼ」「トロッケンベーレンアウスレーゼ」、其々収穫時期や熟成度合、房選り・粒選りなどで区別されますが、格付の基本は甘味の濃度でランク分けされます。
つまりドイツワインは甘味が濃いほどグレードが上がると言っても過言では無いのです。
序でに言いますと、ドイツではワインを甘くする為に醸造過程で砂糖を混入することが法律で許されています。
因みにフランスではワイン醸造に砂糖を使うことは許されていません。

先日"アボンドンス"オーナーのベルナールさんがSceneに寄られた時にワインの話題で盛り上がりました。
“リースリング”はドイツを代表するワイン用葡萄と思っていましたが、フランス(ベルナールさんの故郷)でも収穫してドイツワインとは異なる風味のワインを醸造している、とベルナールさんがおっしゃるのです。
ベルナールの故郷はライン川を挟みドイツと国境を接するアルザス地方なので気候風土から言って納得できます。

ではドイツのリースリングワインとフランスのそれでは風味がどう違うのだろうか?
それを試して見たくてベルナールさんが愛飲しているフランスのリースリングワインを1本分けて頂き、Hさんがチョイスされたドイツリースリング2本と飲み比べて見ることにしました。H夫妻と小倉夫妻4人による「プチお試し会」です。

ベルナールさんお薦めのフランスワイン

はたして国境(ライン川)を挟み北岸(ドイツ側)と南岸(フランス側)でどれほど味に違いが出るのだろうか?

ベルナールさんお薦めのフランスワイン

比較試飲した結果、参加者4人が一致してフランスのリースリングワインの優秀さを認めました。

後味としてクドい甘味が残るような不安定感は無く、自然が産み出した品の良い甘味が口の中一杯に広がり、飲み終わったあと味が実に爽やかなのです。砂糖は一切混入しないフランスリースリングの質の高さをうかがわせます。
Hさんがチョイスされたドイツワインも格付はかなり高いものでカナダ航空のビジネスクラスで使用しているものだったりするのですが、それでも4人はベルナールさんお薦めのワインが一番優れていることを確認しました。

そのワインとは・・・

【Marcel Deiss Engelgarten
(マルセル・ダイスのエンゲル・ガルテン)】

ベルナールさんお薦めのフランスワイン
【マルセル・ダイスさん】

ベルナールさんお薦めのフランスワイン
『ダイス入魂のプルミエ・クリュ』
「エンゲルガルテン」は「天使の庭」の意。 ダイスのプルミエクリュを代表する看板商品です。


流石フランス本国で三ツ星レストランのチーフを経験されているベルナールさんの味覚に狂いはありません。

お客様とよくグルメ(お店)情報交換させて頂きます。
ベルナールさんに教えて頂くお店は、まず外れることはありません。
最も精度の高い情報を下さるお一人です。
情報交換友達、そしてお試し会の顧問!
ベルナールさんは私にとって、そして Scene に集う仲間にとって大切なお方です。

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