【岩木山をバックに 津軽の都“弘前”】
先週4日間お休みを頂いて本州最北端の地、津軽(青森県)地方を訪ねて来ました。
宿泊した街は弘前。前々からいつか訪ねてみようと考えていた街です。
弘前訪問目的は二つありました。
一つは、弘前には優秀なフランス料理店がたくさんあります。
何故弘前市が?それが知りたくこの街を訪ねてみようと思いました。
もう一つは、弘前は日本有数の珈琲文化の高い街です。
仕事柄これは随分前から知っていて一度訪ねたいと考えていました。
これについては別のアイテムで紹介します。
さて、表題の『日本一のフランス料理店の街"弘前"』について触れます。
津軽(弘前)では英語教育に力を入れ早くから外国人教師を招いてきた旧私学校"東奥義塾"など明治時代より積極的に西洋文化を取り入れてきた。また地元に優れた食材が豊富にあり入手が容易である。そんな背景から弘前は人口に対するフレンチレストランの軒数が日本一多い街となり、結果レベルの高いフランス料理を味わうことが出来るとのことです。
私たちが訪ねたフランス料理店は弘前繁華街のほぼ中央に在る「ムッシュ」。
ネット上で最も評価が高い店でした。
この道37年のオーナーシェフの福士さんは料理一品一品を食材の産地から料理方法まで丁寧に解説して下さいました。
【鬼灯・モッツアレラ・胡瓜などのオードブル】
鬼灯を口にしたのは初めて! 甘酸っぱく繊細な味でした。
【ウニのグラタン】
全く臭味が無くトローッとした甘味を感じました。
【西洋南瓜のスープ】
コクのある濃い甘味が印象的でした。
【鯛のソテー】
これぞ北の味!
【八甲田牛のステーキ】
柔らかく深味ある味付けです。
【ネクタリンのシャーベット】
津軽平野でのネクタリンの生産高日本一だそうです。
余談ですが、弘前と言えば「日本一の桜」と称される"弘前城の桜"が在りますね。
これは全くの偶然だったのですが、私たちが訪ねた"ムッシュ"のオーナー福士さんの祖父に当たる福士忠吉さんは弘前の桜を日本一に育て上げた大変なVIPでした。
お話を聞かせて頂きビックリした次第です。
本州の最北端の地弘前、遠いですね!交通の便を思うと、考えようによっては北海道よりも遠いんですよね。
でも一度は"弘前城の桜"を写真ではなくこの眼で観てみたいものだ、と思いました。
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