
【ゾンデ棒を持つSTC登山仲間】
昨日半年振りにSTC登山仲間のオフ会が開催されました。
春季オフ会では、①冬山登山報告、②春・夏山の登山計画、③ザックの中身拝見、そして④安全登山のための勉強会がメインプログラムです。
①冬山登山報告
最近はSTC仲間の中にも冬山に出掛けるメンバーが増えてきています。
冬山は夏山と比べてリスクがはるかに大きいので充分に注意して出掛けたい。



【オフ会を欠席して浅間山登山に出掛けたMさんが送ってきた画像】
②春・夏山の登山計画
昨年に引続き今年もコロナ禍の影響が登山活動に陰を落としています。
特に北と比べてマイナーな南アルプスは主な山小屋の休業が壁になり入山が困難です。
③ザックの中身拝見

今オフ会ではここに最も時間を割きました。
冬山(伊吹山)の一泊二日登山を想定したザックの重さは20キロ弱ありタフな内容でした。
今回は特に顧問のNさんがモデルになってくれたので半端ないヘビーな内容に皆さんため息しきりでした。

表題の"ゾンデ棒"とは何のことかご存知でしょうか。
ゾンデ(Sonde)とはドイツ語の医療用語で本来は器官内の探索や拡張に用いられる細い棒を指します。
登山用語としては本来の意味に通じるものがあり、雪崩で雪に埋もれてしまった遭難者を捜すための長さが2.5mほどある遭難者捜索用具(棒)のことです。
【遭難者捜索訓練】
Nさんはレスキュー隊に加わり救助・捜索活動をよくされるのでこのような特殊な用具も常備しています。
私は今回実物を初めて目にしました。






他にもビーコン、スノースコップ、レスキューシート、ホイッスルなどなど、私レベルでの登山では準備しないような道具を見せて頂き貴重な体験が出来ました。
今回も皆さん熱が入り、わざわざ名古屋から出向いてくれている顧問を最終新幹線まで引き止めてギリギリまで盛り上がりました。
今回は安全登山のための勉強会に充分な時間を割くことが出来なかったので本格夏山シーズンに入る前にもう一度集まることにしました。
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