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わが青春の上杜会

わが青春の上杜会
【豊田市美術館  Wikipediaより】


沈静化に向かわないコロナ禍の中、県境を越えて出掛けるのは躊躇しますが・・・。
昨年の3月以来 久し振りに豊田市美術館の催事ご案内です。

『わが青春の上杜会  -昭和を生きた洋画家たち-』
わが青春の上杜会


“上杜会(じょうとかい)” とは何ぞや?

「大正」から「昭和」への改元は1926年12月25日のこと。
(余談ですが、昭和元年は1週間(7日間)だけだったんですね❗️)
翌1927(昭和2)年3月、昭和になって初めての春に40名の若者が東京美術学校(現東京藝術大学)西洋画科を卒業しました。
“上杜会” は彼ら全員で結成された同期会です。
同校同期会の中でも特に“上杜会” はおしなべて優秀な人材が揃っていたと評され、10名以上がヨーロッパ留学を果たし昭和期終盤まで画家として第一線で活躍しました。
同じ同期会の中から文化勲章受章者を3名(牛島憲之、小磯良平、荻須高徳)輩出したことも極めてまれなことです。
当展覧会へは神戸市立小磯記念美術館も協賛しているので、小磯良平の作品が数多く展示されています。


ゴッホ、ルノワール、クロード・モネ、ピカソ、セザンヌなどなど、如何なる巨匠と言われる偉大な画家も最初は師と仰ぐ画家のモノマネ(模写)からは入っています。
“上杜会” の彼らも例外ではありません。
わが青春の上杜会
特にヨーロッパへ留学した画家の作品を観ていると・・・、
佐伯祐三、藤田嗣治、アンリ・ルソー、シャガール、セザンヌ・・・、
彼らが師と仰いだ、巨匠と言われる画家たちの顔が浮かんできます。


そんな観点からこの美術展を訪ねると興味深く観ることが出来ると思います。



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