先日紹介しました小國神社の研修室で開催中の積木節雄絵師模写画展
『肉筆模写 西洋名画の魅力展』に行って来ました。
積木さんの模写絵画は10年前に"なゆた"で山田画伯と共同開催された時も拝見しましたが、あの時の感動が蘇ってきます。何回拝見しても本物を観ているのと何ら変わらぬ感動を覚えます。
有名な二つの少女肖像画(フェルメールの"真珠の耳飾り"、ルノワールの"イレーヌ")も展示されています。見応えあります。 Scene所蔵の"イレーヌ"もじっくりご覧頂けると嬉しいです。
写真ではその素晴らしさが伝わりません。今週末(11月24日)まで開催されていますので是非会場で実物をご覧になって肌で感じ取って下さい。
そうそう、小國神社の紅葉も週末あたりに丁度見頃を迎えると思いますよ。
ひとつミニ知識を・・・
「模写」という言葉と「贋作」という言葉があります。
どちらも本物にソックリ似せて描きます。「模写」は正当な芸術として扱われますが、「贋作」は警察のお世話になって手が後ろに回ってしまいます。
その違いは、「模写」は本物とサイズが少しでも異なるように描きますが、「贋作」は本物と全く同じサイズで描いたものを指します。
偽物を本物と偽って取引きされることを避けるためです。
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