【大好きな「金目の煮付」　Wikipediaより】


健康に関する話題をもう一つ。

70代の3大死因の一つが“脳卒中“。
原因は食生活の変化(欧米化)によってリスクが増えたと言える。
この病に立ち向かうには、食の改善が必要不可欠である。

元来日本人は農耕民族であり、それはDNAに刻み込まれている。
野菜や穀物などの農作物と、海の幸に恵まれて食文化を築き上げてきた。
そこに入って来たのが、狩猟民族である欧米人の『肉・乳製品・脂』の食文化。
これを取り込んだことにより食生活に歪みが生まれた。


食生活を見直して生活習慣病を予防するには・・・、
本来の日本人に合った食文化に立ちかえることが肝要、と考える。
では、”日本人に合った食”とは。

キーワードは表題の“お魚好きやね❣️“。

摂るべき栄養素を考慮した効果的な食品の頭文字を取って・・・、

お＝お茶
さ＝魚
か＝海藻類
な＝納豆
す＝酢
き＝きのこ
や＝野菜
ね＝ネギ・玉ネギ・ニンニク

少々こじつけ的ではあるが、でも的を得ているとは思う。
【お茶】緑茶などに含まれるカテキンは抗菌作用が高い。
【魚】魚類に多く含まれるn-3系脂肪酸のEPAは、脂肪の燃焼を促進し、体脂肪量を低下させる。
【海藻類】ワカメや昆布のアルギン酸(食物繊維)は、コレステロール値を下げて排出してくれる。
【納豆】ナットウキナーゼは、血液をサラサラにする作用があり血栓予防効果が高い。
【酢】クエン酸はブドウ糖の分解を促し、肥満を防ぐ効果がある。
【きのこ】食物繊維が豊富で、血糖値を下げるほか、血圧を下げ悪玉コレステロールを排除する。
【野菜】
【ネギ・玉ネギ・ニンニク】アリシンが、ブドウ糖を燃焼させ、動脈硬化予防になる。

昨今マスコミ・メディアでは、美容食・栄養食材・ダイエット食品などで視聴者を惹く傾向が見られる。
でもこのフレーズ、“お魚好きやね❣️“はシンプルで的を得ているのではなかろうか、と僕は思う。