静岡市内に“鷹匠“と言う地名がある。
駿府城公園の東側に位置して、新静岡セノバの北側に広がる地域を言う。
「鷹匠」とは、鷹狩りのために鷹を飼いならす人のこと。
駿府城主徳川家康公は、鷹狩をこよなく愛し度々鷹狩りに出掛けていた。

元々武家屋敷地であったこの街は、家康公に奉仕した鷹匠が大勢居住していたことに由来する。

静岡中心街から少し外れた路地街である鷹匠は、駅前に隣接していながらも、静かで落ち着いた街並みで、住宅の並びに個性溢れる隠れ家のような素敵な名店が点在する魅力的な街である。
グルメの要求を満たしてくれる優れた店が多く、この地を“静岡の代官山“と呼ぶ人も少なくない。

1〜2ヶ月に1度のペースで静岡に通う私たちは、ランチを何処で頂くか毎回悩みの種になっていた。
最近、鷹匠の街に美味しい店が沢山あることを知り、昨年から鷹匠の店をよく利用するようになった。
前回利用して気に入ったイタリアンの店、“オステリア ティアロカ“。




店内にはイタリア語が氾濫している❕





オーナーシェフ荒木雅貴さんのコメント
イタリア料理歴は27年以上。沼津市淡島ホテルで10年、イタリアで5年、静岡市鷹匠で開業して12年。
心を込めて丁寧に作り出された料理の数々は、他では味わえない思い出に残る時間とお食事をお約束します。
本場イタリアで5年間修行した料理の腕は確かである。



特に私が感動したのは、ゴルゴンゾーラを多用したリゾット❗️

今までに味わったことのない濃厚な風味にただただ感激してしまった。




ここ“ティアロカ“以外にも気になる店が、鷹匠の彼方此方に点在する。
流石『静岡の代官山』と呼ばれるだけのことはある。
これから暫くは鷹匠にハマりそうだ。