
【”竹の丸”への門】
掛川で今回初めて寄った喫茶店を紹介します。
『“掛川市竹の丸”の和空間でティーブレイク』

掛川花鳥園、掛川市二の丸美術館を動き回って午後3時。
少々疲れて来たので喫茶店に寄って休憩することにしました。
掛川市二の丸美術館の近く(ステンドグラス美術館の筋向かい)に“竹の丸”という歴史建造物(掛川市有形文化財)があり見学出来るようになっています。


この建物の中が喫茶店としても利用出来るようになっています。
重厚感ある素敵な和空間なので皆さんにも紹介したくなりました。
【竹の丸】
掛川城の郭(くるわ)の一つ。
天正18年(1590年)、豊臣秀吉によって掛川城主に任命された山内一豊は、それまでの掛川城に郭を付け加え、城を拡張した。この時に竹の丸も造成されたと考えられる。 竹の丸は、天守閣や本丸など城の中心部に通じる道筋にあり、防衛上重要な場所であったことから、家老など重臣の屋敷地に割り当てられていた。
いつ頃から“竹の丸”と呼ばれていたのか明らかではないが、18世紀初頭に描かれた「遠州懸河城郭図」には、「竹ノ丸」という表記が見られる。
現在の建物は、江戸時代より続く葛布問屋「松屋」を営んでいた松本家が本宅として建築した。主屋は明治36年に建造され、桁行10間、梁間7間半の平屋建寄棟造。離れは大正末期から昭和初期にかけて、平屋建から二階建に増築された。
(掛川市の建造物ガイダンスサイトより)

竹の丸離れの2階から望む掛川城が絵になって見応えありました。

掛川城と竹の丸との関わりを知りたい方、
歴史的建造物の造りに興味ある方。
一度“竹の丸”を訪ねてみては如何だろうか。
建物の造り、凝った家具調度品など見応えあります。
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