
【カリタ ウェーブドリッパー】
新生“珈琲研究会”始動❣️
Sceneには珈琲にハマった(拘った)濃い人たちが多く集います。
彼らとはよくカウンター越しに珈琲談義に花を咲かせます。
そんなマニアックな人たちをお誘いして立ち上がったのが、New珈琲研究会です。
今週日曜、メンバー7名全員が揃って珈琲研究会第一回オフ会が開催されました。

第一回目のテーマは、メンバーのリクエストで「ウェーブドリッパーを知ろう」でした。
最近業界でも俄かに話題になっているのがカリタの“ウェーブドリッパー”です。
珈琲機器メーカーのカリタではカリタ式(台形)ペーパードリッパーに力を入れて来ましたが、最近はウェーブ式ドリッパーに力を入れています。
近年ハリオの円錐形ドリッパーに押され気味なので、これに対抗する器具としてウェーブ式ドリッパーを出したようです。
Sceneが推奨するハリオの“円錐形ドリッパー”と、カリタの“ウェーブドリッパー”を比較してみよう、と言うことになりました。
比較した内容と其々の評価ポイントはここでは記しませんが、大変興味深い企画でした。
今後もこのメンバーと一緒に珈琲に関するテーマを多角的に研究していこうと思います。
今回のテーマ(ペーパードリップの器具・淹れ方)に興味ある方はお声掛けください。
知り得る範囲で解説いたします。
ペーパードリップの歴史を掻い摘んで解説します。
最初にペーパードリップを考案した人は、ドイツのメリタ・ベンツ夫人で1908年でした。
台形の一穴式ドリッパー、これがペーパードリッパーの元祖です。
【メリタ式ペーパードリッパー】

その後、台形で一穴式のメリタ式ドリッパーに対して、同じ台形の三穴式ドリッパーを考案したのがカリタでした。
【カリタ式ペーパードリッパー】

日本ではカリタの台形三穴式ペーパードリッパーが長い間市場を占有していましたが、1973年に河野さんが考案したKONO式(円錐形)ペーパードリッパーが出ると徐々に市場に浸透していきます。
【KONO式(円錐形)ペーパードリッパー】

その後、ハリオが円錐形ペーパードリッパー「スパイラルドリッパー」を出し、これが現在最も人気が高いドリッパーとしいて市場に出回っています。
【ハリオ式(円錐形)スパイラルドリッパー】

Sceneで使用しているドリッパーは、ハリオの“円錐形スパイラルドリッパー”です。
そして今回比較した”ウェーブドリッパー”。
【カリタウェーブ式ドリッパー】

それぞれ一長一短あるので、好みでを選ばれたら如何でしょう。
それぞれの特徴をお知りになりたいようでしたら解説いたします。
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