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ケメックス

ケメックス
【ケメックス コーヒーメーカー(ドリッパー&サーバー)】


先日紹介した、天竜区で6月にオープンする喫茶店。
ブログでも触れましたが、この店では“ケメックス”を使って珈琲を抽出します。
ケメックス


ケメックスって何❓
ご存知の方も居られるかと思いますが、簡単に紹介しましょう。

【ケメックス(CHEMEX)】
アメリカで1941年に誕生したコーヒーメーカーのブランドです。
ケメックス
三角フラスコと漏斗を合体した独特なフォルムが特徴です。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久展示品に選ばれ、世界中で愛用されています。
1940年に、アメリカの物理化学ピーターシュラムボーム博士によって考案されました。
独特なデザインは、実験室にあるフラスコをコーヒーメーカーの代用として日常的に使用していたことにヒントを得て制作された、実験室生まれのコーヒーメーカーです。

専用のペーパーフィルターを使用するドリッパーで、一般的なフィルターよりも30%以上の厚みがある特別な繊維です。
縦長の円錐形で、一箇所から落ちるため均一な濃さで落とすことができ、コーヒーの苦味、香り、油分を一定に保つことができます。
ケメックス

ケメックス(コーヒーメーカー)の特徴は・・・
* 科学者が発案しており機能性に優れている ...
* ドリッパーとサーバーが一体化している ...
* 持ち手が木枠の斬新なデザイン ...
* 均一の濃さで抽出できる ...
* クリアな味わい ...
* 淹れ方が簡単 ...
* たくさん作れる




ケメックスでの珈琲抽出方法(手順)は?
抽出レシピ (50gのコーヒー粉、500g(cc)の湯)
1. 開始 100gのお湯(コーヒー粉の量の2倍)を注ぐ (1湯目) ...
2. 50秒 200gのお湯を注ぐ (2湯目) ...
3. フィルターの底から約2.5センチまで下がるまで待つ
4. 100秒 200gのお湯を注ぐ (3湯目) ...
5. フィルターの底から約2.5センチまで下がるまで待つ
6. 150秒 ...
7. 完全にドリップが落ちきるまで待つ ...
8. 終了


Sceneにも“ケメックス”ドリッパーがあります。
店を始める前、様々な道具を研究していた頃にケメックスも試していました。
抽出して、試飲した珈琲の風味は悪くないのですが・・・、
セッティングの面倒臭さ(作業効率の低さ)から結局採用を断念しました。


何故今“ケメックス”を話題にするの?
ケメックスは、独特の抽出プロセス(手順)があります。
先日珈琲教室を受講されたOさん(6月オープンする店のオーナー)には、
ハリオの円錐型ドリッパーでの抽出手順と方法を解説しました。
が、Oさんは(上記のとおり)ケメックスで抽出を予定しています。
講師として、ケメックスでの抽出手順もレクチャーする義務を感じた次第です。


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