【"マリトッツォ" by 巌邑堂】


"マリトッツォ"❕　昨今コンビニなど巷で話題になっている菓子だ。

【"マリトッツォ"とは、Wikipediaより】
『マリトッツォ(Maritozzo)はイタリア発祥の伝統的な菓子で、ブリオッシュ生地に生クリームを挟んだものである。伝統的なマリトッツォでは松の実、レーズン、砂糖漬け果物なども加えられる。ローマのあるラッツィオ州で生まれたとされている。イタリアではカフェでの朝食として食べられたり、菓子店で買うのが一般的で、起源は古代ローマまで遡る。
名前"マリトッツォ"は、この菓子を婚約者に贈る習慣に由来している。この菓子は男性から女性に贈られ、プレゼントされた花嫁たちは、贈った人を「夫(marito)」の俗称である「マリトッツォ(maritozzo)」と呼んでいた。また、菓子の中には愛する人への贈り物として指輪や小さな宝石を入れることもあったという。』

何人かのお客様から「最近和菓子の老舗"巌邑堂"で「マリトッツォ」と言う洋菓子が売られていて話題になっているよ」との噂を耳にして気になったのでいただいてみることにした。



なるほど、これが噂の"マリトッツォ"ね。

で、この洋菓子を扱うことになった経緯を巌邑堂代表取締役の内田さんに尋ねてみることにした。
内田さんには今までに"Sceneお試し会"で何回も大変お世話になっている方。
今回も私の問合せに快く応対して回答下さった。

以下は内田さんからの回答の要約です。
（レシピなど企業秘密に抵触しそうな部分は割愛させていただいた）
「東京で和菓子バイヤーが企画するイベント、"和菓子職人がマリトッツォを作る"に参加した6店舗中で巌邑堂(内田さん)が販売個数第一位となる。
お客様の意外な好反応を受けて浜松でも販売することにした。
ブリオッシュ、生クリームなどの食材には拘っている。
但し、マリトッツォは今年ブレイクした流行菓子なので長くやるつもりはない。」



そして内田さんは最後に「色々と挑戦して飽きの来ないお客様にとって楽しいお店にしていきたい」、と締め括っていた。


【生クリームの奥に隠れているのは宝石ならぬ「餡子」❕　これぞ巌邑堂】


あと1〜2ヶ月で店頭から消えるかも知れません。
巌邑堂の"マリトッツォ"、気になった方は試してみては如何だろうか。
1日に50個ほど作っているそうだが、午後には無くなってしまうようだ！