【ルノワール作 "詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像” スイス プチ・パレ美術館所蔵】
美術館情報が続きます。
静岡市美術館の次回催事ご案内です。
今年の日本国内におけるアートシーン ビッグイベントの一つに数えられる展覧会が静岡市にやってきます。
プチ・パレ美術館展 『花ひらくフランス絵画』
スイスのジュネーブにあるプチ・パレ美術館は、工業用ゴムの製造で財を成したオスカー・ゲーズ氏によって1968年に創設された、ヨーロッパにあって比較的新しい美術館です。
「平和に奉仕する芸術」という理念のもとに収集されたコレクションは、19世紀後半から20世紀初頭のフランス絵画で構成されています。
同館の所蔵品が30年ぶりにまとめて来日する本展では、65点の油彩画によってフランス近代美術の軌跡をたどります。
19世紀後半から20世紀初頭のパリでは、
移ろいゆく自然を活写した印象派、
科学と美術を融合させた新印象派、
平坦な色面で神秘的な世界を表したナビ派、
色彩の解放を謳ったフォーヴィスム、
幾何学図形で画面を構成したキュビスム、
個性豊かな芸術表現を開拓したエコール・ド・パリ、
などなど様々な美術潮流が生じました。
モーリス・ドニ 休暇中の宿題
ギュスターブ・カイユボット 子供のモーリス・ユゴーの肖像
モーリス・ユトリロ ノートル=ダム
オーギュスト・ルノワール、モーリス・ドニ、ラウル・デュフィ、アンドレ・ロート、モーリス・ユトリロ、藤田嗣治ら、19〜20世紀フランスを代表する錚々たる38人の作家による名品をぜひご覧ください。
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