【ボタニカルアート同好会の方がモチーフに使っていた”曼殊沙華”】
17日から始まる静岡県立美術館の催事をご案内します。
その前に・・・、
今日は“ボタニカルアート同好会“の日。
店内には秋の花々が揃い、雨上がりの好天に輝いていました。
さて、県美での美術展ご案内です。
永青文庫は、大大名・細川家に伝来した作品を擁する美術館で、大名家伝来の作品を保管する美術館・博物館のなかでも屈指のコレクションを有しています。
永青文庫のコレクションは質量に優れ、その内容は多岐に及んでいますが、狩野派作品の宝庫であることは、あまり知られていません。
本展では、永青文庫の狩野派の優品を選りすぐり、当館の狩野派作品を組み合わせて展示することで、狩野派の名品を時系列に辿ります。
狩野派の主流による名品で成り立つ両館のコレクションを掛け合わせ、狩野派の新たな魅力を発掘します。
「大大名(スーパースター)の名宝」展は、東京で唯一の大名家の美術館永青文庫の所蔵品と、当館の狩野派のコレクションを組み合せることで、狩野派の歴史を辿る展覧会です。
狩野派の名品の中には、鳥を描いた作品が数多く存在します。
大空を羽ばたく鳥は、国や時代を問わず自由と飛躍を表す幸運のモチーフとして親しまれてきました。
【狩野栄信作 「百鳥図」】
狩野栄信「百鳥図」は、20種におよぶ華麗な鳥たちが画面を埋め尽くしています。
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