
お客様の引きが早い日は17時過ぎから焙煎室に入ることができる。
6月7月は18時を過ぎてもまだ辺りは明るく、小学生の下校姿もよく目にする。
夏場は暑いのでドアを開けた状態で作業している。
好奇心の強い児童は、下校時や遊び帰りに焙煎室を覗きに来る。
「おじちゃん何してるの?」
「すげー!コーヒーいい匂い!」
焙煎に集中出来なくて焦ることもあるが・・・、
「これが珈琲の豆だぞ、煙と匂いすごいだろう」
彼らは将来の大事なお客様、ついつい真剣に相手してしまう。
今焼いているグアテマラ、味が崩れなければいいのだが・・・。
9月も半ば過ぎになると流石に陽が落ちるのが早い❗️

『秋の日は釣瓶落とし』とはよく言ったものだ。
18時を回るともう辺りは薄暗くなり下校児童の姿は無い。
秋風とともにどことなく寂しさを感じるのもこの時期ならではである。

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