珈琲・紅茶専門店“Scene”からの情報発信の場! “Scene”ご利用者のコミュニティー (安らぎと寛ぎの空間“珈琲・紅茶専門店 Scene”に集う仲間のための情報発信の場として当ブログ運用を試みます。)

ココヘリ❗️

さ~て、夏山登山シーズンに突入した❣

ココヘリ❗️
(好日山荘サイトより借用)

これもコロナ禍の影響なのか、今年になって春先以降山岳遭難事故が北アルプスを中心に多発している。
自粛要請の中、3密(人混み)を避けて他人に迷惑を掛けぬよう山に向かう人が増えた結果だろうか。

県内の山でも例外ではない。
5月に京丸山で、私が登った10日後に30代の男性が道に迷い滑落して亡くなっている。
そして今月も・・・、
【静岡版ニュース記事より】
8月1日静岡県川根本町の山へ出かけた浜松市の男性が3日、沢の近くで発見され病院で死亡が確認された。
死亡したのは浜北区中瀬の会社員松本竜樹さんで、1日川根本町の接阻峡(せっそきょう)を一人で登山中に「道に迷って沢に滑落した」と警察に救助を求め、その後連絡が取れなくなっていた。
警察によると、松本さんは「ココヘリ」という遭難した時に居場所を電波で発する会員制の位置特定サービスを利用していて、2日からはその電波を元に捜索を続けていた。
3日午前10時頃、沢のそばで倒れている松本さんを発見し、消防ヘリで搬送したが、意識はなく病院で死亡が確認された。
松本さんは数十メートルの高さから沢に滑落したとみられる。

ココヘリ❗️
【接阻峡のシンボル、大井川鉄道の「奥大井湖上駅」】

樹々に覆われた深い沢で遭難すると救助隊が捜索し難いのでなかなか発見されない。
残念ながら間に合わなかったが、松本さんを発見出来たのは「ココヘリ」のおかげであった。

【「ココヘリ」とは】
ココヘリ❗️
スマートフォンがどんなに発達しても、通話エリアが山の奥まで届いたとしても、 登山者が遭難して重篤な状況に陥り、遭難したことさえ伝えらない状況が起こりえます。
そんな状況でも、遭難者の居場所を、電波を使って遠くまで、長期間、発信し続け、 捜索する側が「探し出せる」、唯一の手段が「ココヘリ」の仕組みです。
ココヘリ❗️
夏山シーズン真っ盛りですが、山行プランを立てる前に、自分のため、 家族のため、あなたの周囲の人たちのために、ぜひ「ココヘリ」を知ってください。
「ココヘリ」は、入会金・年会費を支払って登録する「会員制捜索ヘリサービス」です。
会員になると、識別番号をもった電波発信機が会員証として貸与されます。
大きさは3.9cm×5.7cm×1.3cm とコンパクト、重さも約20gと、持ち運びに苦労しません。電波の受信距離は最大16㎞、1回の充電で約2~3ヶ月間、電波を発信し続けます。
ココヘリ❗️
万が一、会員が山で遭難し、行方不明になった場合、留守宅からの連絡を受け、その山域へ提携の捜索ヘリが飛び(※)、会員の電波をキャッチして位置を早く正確に特定し、救助組織に引き継ぎます。
※捜索ヘリは1事案につき3回まで無料

接岨峡で遭難死した松本さんは、将来を嘱望されていた25歳のエリート社員。
まだ若く体力があり現役バリバリなのに何故❢
登山は危険と隣り合わせであることを痛感させられる。
Sceneを利用されるお客様の中に、彼を知る方がおられたので私もショックを受けている。

次回のSTC(Scene Trekking Circle)オフ会では是非山岳遭難対策をテーマにして勉強したい。


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