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ダ・ヴィンチは誰に微笑む

シネマ・イーラの2月上映映画ご案内です。

ダ・ヴィンチは誰に微笑む



 ⇓ この絵画 『サルバトール・ムンディ』をご存知だろうか。
ダ・ヴィンチは誰に微笑む
レオナルド・ダ・ヴィンチ最後の「傑作」とされる作品で、男性版「モナ・リサ」とも称される、救世主キリストを描いたものです。

「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」は、この作品に纏(まつ)わる事実を追うノンフィクション映画です。
チラシに『アート界の闇を暴く!欲望まみれのミステリー・ノンフィクション』とありますように、事実に基づくこの作品の行方と奇想天外な展開が実に興味深いです。

この作品に関わる経緯が、Wikipediaで紹介されています。
これを読んでからこの映画を観ることを勧めます。

【Wikipediaより】
「サルバトール・ムンディ」 は、1500年ごろフランスのルイ12世のために描かれたとみられる。
後に、イギリスのチャールズ1世の手に渡ったが、1763年以降行方不明となる。
その後、1958年にこの作品はオークションに出品されたが、複製とされてわずか45ポンドで落札された。
2005年に美術商が1万ドル足らずで入手した後、修復・鑑定の結果ダ・ヴィンチの真筆と証明される。
作品は2011年にロンドン(ナショナル・ギャラリー)で展示されて、一般の目に触れることになった。
2013年にサザビーズのオークションでスイス人美術商に8000万ドル(約90億円)で落札された後、ロシア人富豪ドミトリー・リボロフレフが1億2750万ドル(約140億円)で買い取った(この買い取り額について、後にリボロフレフは詐欺として美術商を訴えている)。
2017年11月15日にクリスティーズのオークションにかけられ、手数料を含めて4億5031万2500ドル(当時のレートで約508億円)で落札された。
この額は、2015年に落札されたパブロ・ピカソの「アルジェの女たち バージョン0」の1億7940万ドル(約200億円)を抜き、これまでの美術品の落札価格として史上最高額となった。
落札後の所有者は不明とされていたが、サウジアラビアの王太子ムハンマド・ビン・サルマーンが所有する高級ヨットの中にかかっていたことが2021年に報道されている。
クリスティーズでの落札後は一度も一般公開されていない。


ヴィトキーヌ監督のドキュメンタリー映画「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」では、レオナルド・ダ・ヴィンチの真作ではなく、工房による作品であることが明らかにされています。

芸術作品の真の価値とは何なのか、貴方も自問自答してみては如何でしょう。


1月28日~2月10日、シネマ・イーラで上映されます。
ダ・ヴィンチファンの方、芸術ファンの方必見ですね。


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