
【金沢駅のシンボル”鼓門(つづみもん)】
今回は、金沢を代表するお菓子の話題。
それも、日本屈指の長い歴史を持つ和菓子‼️
日本三大銘菓をご存知でしょうか?
一般的には次の3つの和菓子が日本三大銘菓とされています。
大和屋の越乃雪(新潟県長岡市)
風流堂の山川(島根県松江市)
森八の長生殿(石川県金沢市)
何れも日本の伝統的和菓子『落雁』です。
【森八の長生殿】

長生殿の歴史は大変古く、江戸時代初期加賀藩第3代前田利常より七夕のための落雁を作ることを命ぜられた三代目森下屋八左衛門(森八の前身)によって作られました。
初代から数えて実に390年の歴史を持つことになります。
また、長生殿という名前は小堀遠州によりつけられています。
唐の白居易「長恨歌」の末章:「七月七日長生殿、夜半無人私語時。」より、唐玄宗と楊貴妃が七夕に愛を語りあった場所である長生殿から由来しています。



長生殿は北陸産のもち米の粉と四国産の和三盆糖を混ぜて、木型で押し固めたものです。
和三盆の、上品且つ繊細で優しい甘味が珈琲ととても良く合います❣️(笑)
日本三大和菓子処として京都・松江と並び称される金沢には銘菓(名店)が数多あります。

金沢駅構内の名店街には地元和菓子の老舗が軒を連ねています。
その規模と人の混み具合は、京都駅伊勢丹地下のそれと遜色ないほどです。
何れの店も銘菓と呼ばれる有名な和菓子を作っています。
それでも金沢に来ると、条件反射的に森八の『長生殿』を買ってしまう私です❗️(笑)
今回は金沢に詳しい友人の情報で、同じ森八の銘菓“もち皮もち皮どら焼き“「宝達」も購入してみました。

加賀藩の御用金山「宝達山」にちなみ、良質の国内産小豆のつぶあんをしっとりとしたもち皮に包み込み、金箔をあしらい上品な姿と味に仕上げたものです。
食感と風味は、京都の銘菓“阿闍梨餅“に近いものがあります。

もち皮どら焼き「宝達」、餡も餅も大好きな私は大変気に入りました。
日本三大和菓子処「京都」「松江」そして「金沢」。
和菓子好きにはたまらない魅力溢れる街です❣️
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