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静岡市立芹沢銈介美術館

静岡市立芹沢銈介美術館
【静岡市立芹沢銈介美術館 ”石水館”】


静岡県立美術館を訪ねた後、娘を静岡駅に送って芹沢銈介美術館へ。
登呂遺跡内の登呂博物館に隣接して在る静岡市立芹沢銈介美術館。
ここを訪ねるのは初めてのことである。

この美術館を簡単に紹介すると・・・、
静岡市立芹沢銈介美術館
“芹沢銈介美術館”の建物を別名『石水館』と言う。
建築家・白井晟一氏の設計によるこの建物は、京都・高山寺の石水院にちなんで命名された。
登呂遺跡の雰囲気に自然に溶け込むように、石や木、水といった天然素材で構成されている。
静岡市立芹沢銈介美術館
静岡市立芹沢銈介美術館




【芹沢銈介】
静岡市立芹沢銈介美術館

芹沢銈介は、明治28(1895)年静岡市葵区本通に生まれた。
東京高等工業学校(現・東京工業大学)工業図案科卒業後、生涯の師である柳宗悦と、沖縄の染物・紅型(びんがた)に出会ったことを契機に、型染めを中心とした染色の道を歩み始める。
芹沢には色彩と模様に対する天与の才能があり、従来の染色の枠組みにとらわれない、新鮮で創意あふれる作品を次々と制作した。芹沢は非常に多作で、また染色にとどまらない幅広い仕事をしたが、生涯を通じて明快かつ温和な作風を貫いており、多くの人々に愛好された。
その評価は国内にとどまらず、昭和51(1976)年にはフランス政府から招聘をうけてパリで大規模な個展を行い大成功をおさめる。同年に文化功労者となり、1956年4月には、重要無形文化財「型絵染」の保持者(人間国宝)に認定されている。
昭和59(1984)年4月、88歳で惜しまれつつ永眠した。



現在開催中の催事は・・・、
【暮らしにとけこむ型染】
静岡市立芹沢銈介美術館
芹沢銈介は作家として型染の芸術性を追求し、国外でも高い評価を受けている一方、型染の特徴を活かした量産への強い希望を持っていた。

静岡市立芹沢銈介美術館

1955(昭和30)年、自邸内に芹沢染紙研究所を設立、カレンダー、うちわ、グリーティングカード、包装紙、額絵、絵葉書、風呂敷、ふきんなど、多彩な日用品を生産し、芹沢の模様は人々の生活の中にとけこんでいった。
芹沢染紙研究所で制作された300点の品々を通じて、その仕事の豊かさをご覧いただく。


デザインに興味ある方は、芹沢銈介美術館を訪ねてみる価値ありと思います。


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