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レアリスムの視線

レアリスムの視線
【岡崎市美術博物館】


新年に入って美術館・博物館の催事情報が続きます。
岡崎市美術博物館における2024年最初の催事ご案内です。

レアリスムの視線
 戦後具象美術と抽象美術

レアリスムの視線

【岡崎市美術博物館からのご案内】
美術用語としての「レアリスム」という言葉は、日本語では「写実主義」と訳されてきました。しかし、レアリスムは必ずしも具象表現だけを指すのではなく、現実を追求して内側の芸術性を追求していく抽象表現も含まれるのです。本展は、この「レアリスム」というキーワードから戦後の具象・抽象美術を読み解くものです。具象美術では主に、ベルナール・ビュフェらが参加した「時代の証人者」というグループに焦点を当てます。抽象美術では非定形を志向した前衛芸術運動「アンフォルメル」と、この運動と関係した「具体美術協会」を取り上げるとともに、抽象表現主義の画家に影響を与えた「シュルレアリスム」を紹介します。また、欧米の美術運動に影響を受けつつも、独自に発展してきた日本の様相を概観していきます。戦後の芸術家たちがどのように「現実」を追及したのか、是非ご高覧下さい。

レアリスムの視線
【ベルナール・ビュッフェ 《花と道化役者》】

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【アルベルト・ジャコメッティ 《鼻》】

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【田中敦子 《作品》】

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【堀尾実 《フォト・コラージュ》】


一般的に具象美術と抽象美術とは線引きし、区別して別物として括りがちです。
具象美術の中には直視したものをデフォルメして表現したりする芸術があれば、抽象絵画の中には見えないものを具体的に表現しようとする芸術もあります。
具象・抽象両者の間にはファジーゾーンがあり、明確にどちらと断言できない分野が存在します。
当美術展“レアリスムの視線”では、そんな部分にスポットを当てています。


芸術美術のファジーゾーンに興味ある方、岡崎市美術博物館に出掛けてみましょう。


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