
一昨年3月の催事“プレイバック絵画コレクション名品展”を最後に改修工事のため休館していた豊橋市美術博物館が2年を経ていよいよ来月再開します。
リニューアルオープン記念展
「ブルターニュの光と風」

期間 令和6年3月1日(金)~4月7日(日) 会期中無休
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
観覧料 一般・大学生1,200(1,000)円、小・中・高生600(400)円
ブルターニュ地方は、フランス北西部の海に突き出た半島にあります。このたび同地西端にあるカンペール美術館から、ブルターニュの風土や人々を描いた絵画がやってきます。本展の見所の一つは、作品を通してその豊かな自然や独自の文化に触れられるところです。
中世のころ、ブリテン島(イギリス)から同地に移住したケルト系のブリトン人が、独立した国を作りました。彼らはフランス王国に編入された後も、古来の伝統を守り続けました。19世紀から20世紀にかけて鉄道網が発達すると、遠方への関心が高まります。ブルターニュには起伏に富んだ海岸や荒地が広がっており、独特の風習を守りながら、慎ましく暮らす住民がいました。近代化の進んだパリとは異なる情景に魅了された多くの画家たちが、ブルターニュに集まりました。

昨年9月に静岡市美術館で開催された同展『ブルターニュの光と風』が再び豊橋市美術博物館で観られます。

リニューアル成った豊橋市美術博物館、どのように変わったか楽しみです。
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