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美術のみかた自由自在

豊橋市美術博物館のサポーター活動です。

美術のみかた自由自在

昨日"美術のみかた自由自在"展を訪ねて豊橋市美術博物館に行って来ました。
平成30年度独立行政法人国立美術館巡回展事業の一環として、大阪にあります国立国際美術館の収蔵品の中から今回のテーマに則した45作家の55点が展示されています。

美術のみかた自由自在

"美術のみかた 自由自在"、一風変わったテーマです。

美術のみかた自由自在
【ポール・セザンヌ 宴の準備】

美術のみかた自由自在
【奈良美智 長い長い長い夜】

美術のみかた自由自在
【落合多武 猫彫刻】



中世以降の絵画の歴史を辿ってみると14世紀のルネッサンスに始まり、バロック・ロココ主義、新古典主義、ロマン主義、バルビゾン派、印象主義〜後期印象主義、とこの辺りまでは絵画芸術も写実的であり作品を見るだけで何を現しているのかストレートに伝わってくる。
印象主義の後に出てくるフォービズム(野獣派)、キュビズム(立体派)、シュルレアリズム(超現実主義)、この辺りの作品になると描かれているものが見る者の中にストレートには入ってこない、と言うか理解し難い場合すらある。
ピカソに代表されるキュビズムの作品は、可視部分の裏側の見えない部分をあえて描くことで平面(2次元)を立面(3次元)に見せようとする試みである。
いわゆる精神面の視点から見えないモチーフをキャンバスに表現するアブストラクト(抽象絵画)の世界に入る。
精神主義と言うか抽象主義と言うか・・・、

私も書いていて何が何だか分からなくなりつつある。
要するに今回の美術展『美術のみかた自由自在』では、作品(可視部分)の裏側・内面(不可視)に作者は何を表現しようとしているのか。

貴方はそこに何が見えますか、何を感じますか? と問い掛けているのではなかろうか。

ポスターに使われているロレッタ・ラックスのこの作品を見て、貴方は何を感じますか?
美術のみかた自由自在

この美術展を訪ねると、貴方の芸術の見方・捉え方が変わって来るかも!


美術のみかた自由自在


芸術は奥が深い❗️


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