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草間彌生 版画の世界


松本市美術館の催事ご案内です。

草間彌生 版画の世界

松本市と言えば、草間彌生が生れ育った街です。
松本市美術館の最上フロア(4階)は草間彌生作品の常設展示会場になっています。
ですから、松本市美術館を訪ねれば何時でも草間彌生ワールドを愛でることが出来ます。
1929年生まれの草間彌生は今年93歳、病院のお世話にはなっていますがご健在です。

ちょっと話は反れますが・・・、
6年前に他界された写真家の(ペンネーム)エリナさんは、Sceneの常連さんでした。
エリナさんは松本市ご出身で、草間彌生とは幼なじみで仲良しの同級生だったそうです。
エリナさんが幼い頃、草間彌生とよく一緒に遊んていた話を聞かせて頂きました。
手を繋いで走り回ったり、大人の目を盗んでこっそり悪戯したり・・・、
なので、草間彌生のことは大変身近な人に感じています。



話を戻します。
草間彌生は、1993年、第45回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、日本を代表する作家として世界の舞台に立ちますが、その前段で積極的に版画に取り組んだことも、現在の評価に繋がる大きな原動力でした。
本展覧会では、松本市美術館が所蔵する300点を超える版画作品を中心に、草間彌生の版画芸術の魅力をご紹介します。

草間彌生 版画の世界

草間彌生 版画の世界

草間彌生 版画の世界 草間彌生 版画の世界


企画展『草間彌生 版画の世界』と併せて、コレクション展『草間彌生 魂のおきどころ』が開催されます。


コレクション展

特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」

草間彌生 版画の世界

半世紀以上前に故郷から世界に飛び立った草間彌生という個性。
近年さらにその輝きを増しています。
草間の作品が多くの人々をひきつけてやまない理由はどこにあるのだろうか。
数多の作品に一貫して流れ続ける草間彌生のメッセージ、「永遠」「無限」「愛」「生」「死」「宇宙」…。
通底する草間の声、時には叫びが鑑賞者の心と深く絡み合い、離れないからなのかもしれません。
草間彌生は1929年、松本に生まれます。
少女時代は、心の中から湧き上がる幻覚との闘いの日々でした。
それらのイメージを小さな紙片に描き留めることが、草間芸術の原点のひとつと言えるでしょう。
松本、東京での個展を経て1957年に単身渡米し、ニューヨークを拠点に約16年間活動します。
心の内から湧きあがる何かは、いつしか水玉、網目という存在に凝縮されていきます。
そして、平面作品、立体作品、パフォーマンスアート、空間芸術、映像作品など様々な形となり、拡がっていきました。
1973年に帰国し、拠点を東京へと移した後も精力的に制作を続けます。
草間は常に自らの作品が築き上げた評価を、新作によって軽く飛び越えてきました。
ただし、それは立ち止まることを許されない創作活動でもあります。
そして、今なお、その速度を落とすことなく、「前衛」であり続けています。


この夏、松本市美術館は全館草間彌生一色に染まります。
彌生ファンの方は必見でしょう❣
夏休みを利用して家族で信州(松本)へ出掛けてみませんか。



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